紀伊半島の環境保と地域持続性ネットワーク 紀伊・環境保全&持続性研究所(三重県津市)
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三重県松阪市嬉野宮野町の古田池

 三重県松阪市嬉野宮野町の古田池は、県道30号線から三重フェニックスゴルフ場を抜け、嬉野カントリー倶楽部ゴルフ場に隣接している。このあたりは地図でみるとゴルフ場が非常に多い。人里からかなり離れた所にある。

 古田池は、平成4年に県営のため池等整備事業によって改修され、池敷きの一部が公園として整備された。公園には、運動公園や休憩所があり、桜やアジサイなどの花木が植栽されている。ため池周辺の公園の維持管理がたいへんであろうが、四季折々の花や紅葉を楽しめる樹木と、お年寄りが楽しみとするゲートボール場などを作り、周辺住民や町の住民が連れ立って行く親水公園として育てて欲しいと思う。

 古田池は、江戸時代の慶安元年(1648年)に、津藩、紀州藩の藩士の監督の下に築造されたと伝えられており、当時の灌漑面積は546町歩(ha)であったとされている。
 
(写真をクリックすると拡大します)
山を背景とした古田池の景観。長い堰堤が見える。
古田池の一角はゴルフ場に接している。対岸にゴルフ場のグリーンが見える。2008年の夏は雨量が少なく、水位が低くなっているのが、堰堤のブロックの色から分る。
古田池の岸辺には休憩所が設けられ、公園にもなっている。駐車場も設けられている。
古田池の岸辺の広場。草が生えていて、運動場としては使いにくい。高齢化時代であり、お年寄りが楽しめるゲートボール場なども作ったら、自然環境豊かなところでもあるので、
町からお年寄りが連れ立って来て楽しめるのではないだろうか。いずれにせよ、「古田池公園を良くする会」などのボランティア組織を作って、維持管理をしていく必要があのだろう。
古田池の堰堤上から見た里山風景。

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